『♪重いコンダラ~試練の道を~♪』

『♪重いコンダラ~試練の道を~♪』

=<<私 見 マーケティング実践報告 >>=Vol.144

‐‐‐皆々様‐‐‐

■□ コーディネーター(創生プロ)の高橋です。 □■

 『新年あけましておめでとうございます。』と、言ってから早4か月が過ぎゴールデンウイークもアッと言う間に新緑の5月、日々忙(せわ)しなく(いそがしい訳ではありませんので何なりとお申し付けください。)過ごしております。「忙しなく」と言っても家族に「世話をしてもらえなく」なった訳ではありませんのでお気遣い無くお願いいたします。数年後家族からの「下の世話し無く」なられることの覚悟しなければならないのでしょうねぇ~。
 日本語を日々使っていると、このような勘違いが折々に起こります。一番有名なのが、グラウンド整備をする時に使うローラーのことを“コンダラ”だと思い込んでいる方がおられたようです。 理由は『巨人の星』の主題歌の冒頭のシーンで主人公の星飛雄馬が夕日をバックにグランドで整地ローラーを引くシーンがあります。そこに重ねた歌詞を「♪重いコンダラ~試練の道を~♪」と勘違いしていたためだとか。また、幼稚園で、一緒に歌うことが多い『どんぐりころころ』。♪どんぶりこ~♪が正しいのですが♪どんぐりこ~♪と間違えていませんでしたか、どんぐりの歌ですからついそのまま歌ってしまいます。さらに、♪うさぎ“追いし” かの山~♪を♪うさぎ “美味しい” かの山~♪と思い込んでいた方も・・・。
 このように、思い込みは勘違いから派生しますが、その結果が企業の行く末にも大きく影響してしまいます。
昔、むかし、その昔、経営学の基本として様々なハウツー本や○○新書に載っていた「ほう・れん・そう」すなわち「報告・連絡・相談」、社員・上司間の円滑なコミュニケーションで組織力を高めると思い込んでいる経営者が未だに多いようです。
 昔、むかし、その昔、事業活動における生産管理や品質管理などの管理業務を円滑に進める手法として教わった「PDCAサイクル」P(Plan、計画)、D(Do、実行)、C(Check、評価・検証)、A(Act、改善)、未だに金科玉条のように思い込んではいませんか。
(「金科玉条」から「科・条」を差し引いた下ネタ・セクハラ名詞の大好きな方々も、近頃の“何々砲”“新聞”“TV”などなどにご紹介いただけるように、未だに昔の思い込みのまま時間の止まっている方々も多数おられるようです。)
♪重いコンダラ~♪の経営者や上司のいかに多いことか、アインシュタインの唱えた「相対性理論」も『時間』は一定ではないことを、また、和田あき子さんも言っています。「あのころは~~♪、はっ!」(ちなみに曲名は「古い日記」作詞:安井かずみ、作曲:馬飼野康二)。「ほう・れん・そう」や「PDCAサイクル」の時代から『時間』は流れています。
 この『時間』の上に経営学的な資源としての『人・物・金・情報(昔は土地)』が乗っかっているわけで、『時間』が変化(スピードUP)するに連れて経営も変わらなければなりません。「ほう・れん・そう」が重要性を持っていた時代から資源要因としての『情報・通信』の進化スピード、つまり時代がものすごく早く動いているなかでその変化に対応していく企業体質・経営トップの意識が付いていけているのか疑問です。「ほう・れん・そう」が責任の転嫁や指示待ちの体質に凝り固まってしまい、仕事はクリエイトするものという意識が欠如、「仕事=上司に言われたタスクをこなすもの」だという職業観の人たちを育成してしまっています。今やっている仕事の成果にすら興味がない。自分で考える習慣がなく、
「仕事=上司に言われたタスクをこなすもの」だとか「仕事=ストレスと時間をお金に代えるもの」、その上経営者や上司が勝手に構想した「PDCAサイクル」による計画してから実行などという悠長なことをやっていたら時代がものすごく早く動いているこの進化のスピードに乗り遅れてしまいます。
 東日本大震災の時、計画された様々な案件が7年を経て形になるに連れ、現実との乖離が見え始めています。今になって、「あのころは~~♪、はっ!」です。

 脳科学者の茂木健一郎氏が経営者にとっての「第六感」の重要性を説いていました。「第六感」は「直感」つまり『勘(感)』、経営にとって社長・会長が昔の経験則を持ち出し『勘』を頼りに事業の方向性を決めていくことが多々あります。脳の経年劣化無自覚症候群を呈しながらも『勘』だけを頼りに“朝令暮改”で運営される事業経営は言わずもがなですが、科学的に説明させていただければ「第六感」は、五感(視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚)を超える感覚として認められています。脳の「大脳基底核」が潜在学習と直感、両方の基盤であり私たちが意識的には思い出しにくい経験すべてがしまわれています。世界のすぐれたリーダーたちは日々大きな決断を迫られていますが『直感力』の重要性を皆さん認めています。時代がものすごく早く動いている進化スピードの変化に対応するためにはその決断の速さが事業の明日にどれほどの影響を与えるかを知っています。
そこには『勘』を裏付けるその後の『明晰な論理分析』があってこそとなりますが。
 救急医療現場や災害現場で行われる『トリアージ』(患者の重症度に基づいて、治療の優先度を決定して選別を行うこと)も現場医師による『直感力』に負うところが大きいと思います。医師の「大脳基底核」に蓄積された潜在学習と意識的には思い出しにくい経験を「直感として表現」できる能力、また活用できる組織とシステム化、経営にも応用できなければです。最近目にするようになった「PDCAサイクルよりOODA(ウーダ)ループ」。「計画より観察ありき」の華僑たちの考えに近いかもしれません。朝鮮戦争の航空戦についての洞察を基盤にして、指揮官のあるべき意思決定プロセスを分かりやすく理論化したものとのことですが、OODAループは観察から始まる4つの段階を回していきます。O(Observe、観察)、O(Orient、情勢判断)、D(Decide、意思決定)、A(Act、実行)のサイクルを繰り返すことによって、健全な意思決定を実現するというものです。
 PDCAサイクルよりOODAループのスピード感は現代に通じるものではないかと。ダーウィンの進化論でも有名な「強いものが生き残るのではない、変化に対応したものが生き残る」。

 前述の「金科玉条」から「科・条」を差し引いた下ネタ・セクハラ名詞の大好きな方々のお話、TBS系列で1956年4月から2008年9月まで50年以上にわたって毎週月曜日夜8時台に放送されていた時代劇を中心としたドラマ番組である『ナショナル劇場』、『水戸黄門』を中心に『大岡越前』『江戸を斬る』など思い起こされる名シーンも数々ありましたが、“お代官様(ご家老様)”と“〇△□屋”の「重そうな饅頭の折り詰め桐箱」を開けるシーン、「あれ~~~、おやめください、お代官様!」“腰元”や“町娘”が帯を巻き取られて回転するシーン、“〇△□屋、お前も好きよの~~~。” “お代官様(ご家老様)も~~~。”
松下電器もパナソニックに変わり『ナショナル劇場』も10年以上前に終了、とっくの昔に絶滅危惧種・レッドリストかと思ったらまだまだ生息していた、この時代の激変にも対応せずに生き残っている現代の化石、白亜紀を最後に化石が途絶え1938年に至るまで確認されなかった『シーラカンス』の発見に例えてはシーラカンスに失礼とは思いながらも、化石種と現生種の間で形態的な差異がほとんど見られないことなどからシーラカンスは「生きている化石」との評価を受けたようだが、現代の下ネタ・セクハラ名詞の大好きな方々の脳内構造「視床下部」も『ナショナル劇場』が再現する江戸時代の“お代官様(ご家老様)”と“〇△□屋”から変化がないようです。『人』が変われないのか『環境』が旧態依然なのか、『思い込んだら』時間が止まってしまうようです。
またも、和田あき子さんの「あのころは~~♪、はっ!」が聞こえてきます。
『思い込み』を避けて、脳の「大脳基底核」「視床下部」をマッサージしてみませんか。

<<私見、次回予告>>
 五か月もご無沙汰していると、存在が希薄になってしまいそうです。
次回は、早めにお送りしてみます。気になるワードが出てきているので・・・!
『イノベーション』という言葉です。
経営学・マーケティングなどを専門になされている方々はご存知でしょうが、『イノベーション』を勘違い・間違った思い込み・誤訳が目立つように感じています。
次回は、勝手な『思い込み』で皆様の「大脳基底核」「視床下部」のマッサージに挑戦してみます。

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